いろいろと詐欺が蔓延し、さまざまな手口がでていますね。
今回も新たな手口といいますか、昔の手口が復活してきたといいますか・・・
ファッションの流行色とと一緒でぐる～と一周回って戻ってきた感があります。
今回の手口は「ワン切り」です。
懐かしくすらなる手口ですね。
電話をかけてきてワンコール以内に切れてしまう電話です。
昔は、この方法で折り返してきた人に「いや～～、久しぶり！○○○○！」と親しげに話しかけて、お金をだまし取るという方法が流行りましたね。
その方法が復活してきたようです。
昨今話題になっている、迷惑メールや特殊詐欺などで警戒心が出ているので今や懐かしい手法を取り入れてきたようですね！
しかもこの方法、相手に送金させたり、Amazonギフトカードの番号をだまし取ったりなどの手順が必要ないのです！！
相手に折り返し電話をかけさせたら詐欺グループの勝ちとなる、驚きの手法だったのです！！
その手口とは？
国際電話のワン切りに注意！
【+247】から始まる9桁の電話番号からかかってくる電話に注意してください。
ワン切りでこちらが出る前に切ります。
こちらからはかけ直してはいけません！
かけ直したことにより、相手は他国なので国際電話となってしまいます。
携帯の契約状況によっては多額の請求が来ますよ！
なぜ、電話を掛けただけで相手が儲かるのか？
国際電話で通話料がかかるのはわかりますよね？
国際電話の場合、電話を掛けると、発信国と受信国の両方に電話料金が支払われます。
詐欺グループは、自分の国の電話会社に支払われる料金の一部をマージンとして受け取るのだとか・・・。
こちらからかけなおすだけで詐欺グループにお金がわたる仕組みなんだそうです！
噂だと、こちらからかけなおすと英語のメッセージが流れていたということです。
でもそうすると、怪しさ満点なので、こちらとしてもすぐ切りますよね？
そんなんで儲けが出るのかな？と思っていると驚きの情報が！
それは国際電話の料金です。
電話会社によって料金が違うとは思いもよりませんでした！
驚きの国際通話料金！アセンション島とは？
国際通話料金がここまで違うとは驚きでした！
今回噂になっている「+247」からの国際電話ですが、この電話番号は、西大西洋にある英国領の火山島・アセンション島のものだそうです。
アセンション島とはどんなところ？
↓ここですよ！遠いですね！詐欺グループの拠点でもあるのでしょうか？
地図はわざと引いていますよ。
口コミにすでに迷惑電話の拠点とか詐欺とかありますね（笑）
小さい島ですが、映画館があったり
ロイヤル・エアフォース・ステーションがありますよ。
ところどころに風力発電の風車のようなものが点在し、ラジオ放送局もあるようです。
火山の関係でしょうか？
島の東側は開発されていませんね。
西側の方が開発されていましたね。
国際通話料金はいくら？
アセンション島のことは、こんな感じですが、気になる通話料です。
え～～と、一つだけおかしいところがありますよね？
ソフトバンク30秒で199円って！！
おかしいおかしい！だから国際電話って怖いんですよ！
油断して30秒を超えて英語メッセージを聞いていたら・・・約400円になりますよ！
恐ろしい・・・このうち何％が詐欺グループに入るのかはわかりませんが・・・。
ドコモ・auもソフトバンクと比べれば安いですが、通話料金っていうのはつながった瞬間に最低料金がかかるんですよね。
60秒たったから180円！未満だったら、割合で計算してというわけではないのです。
ドコモだったらつながった瞬間に180円かかるんですよね！
だから、折り返しの電話をもらえればそれだけで詐欺グループは儲けが入るのです！
auが一番儲けが少ないですが85円ですからね！
とにかく、怪しい電話、特に国際電話には気を付けましょう！
絶対に折り返して電話をしてはいけませんよ！！
ちなみに各大手キャリアでの最高額の国際電話料金は？
アセンション島への国際電話の料金で最高額を出したソフトバンクから、
- ソフトバンク
パプアニューギニア
+675 249円/30秒 - ドコモ
アセンション島含むアフリカ地域
+20（エジプト） 180円/30秒 - au
アセンション島含むアフリカ地域
+247（アセンション島） 85円/30秒
auが一番国際電話に強い印象ですね。
各地域で一律料金になっているようです。
それにしてもソフトバンクはなぜパプアニューギニアへの通話料が高額になっているのでしょうか？
ちなみにauですとパプアニューギニアへの通話料は65円/30秒となっています！
段違いに安いですね！
実際にかかってきた番号の例
実際に【+247】の国際電話からかかってきた電話番号の例はこちらです！
+247から始まるアセンション島からの詐欺電話が流行っている模様。
台風後のゴタゴタで巻き込まれないように。折り返しによる国際電話料金詐欺の可能性があります。
アセンション島に知り合いが居ない人は無視ですね。 pic.twitter.com/xBrORsotuj— sophia (@sophia27168) September 10, 2019
ニュースソースです。
ニュース記事が消えることもあるので引用しますね。
「アセンション島から電話がかかってきた」「折り返したら、英語のメッセージが流れて切れた」──11月21日、「+247」から始まる電話番号から不審な不在着信があったという報告がTwitter上で相次いでいる。
折り返し電話をかけると高額な通話料が発生する可能性があるため注意が必要だ。+247から始まる電話番号は、西大西洋にある英国領の火山島・アセンション島のもの。
日本国内から携帯電話でアセンション島に電話をかけると、ドコモは180円（60秒）、KDDIは85円（30秒）、ソフトバンクは199円（3秒）の国際通話料が発生する。大手3キャリアは、海外からの不審な国際電話に注意するように呼びかけている。ドコモによれば、これらは国際電話を使った「ワン切り詐欺」の一種で、ワン切りをされた人が国際電話をかけると、発信国と受信国の双方に電話料金が支払われる。
その料金の一部がマージンとして犯人に支払われる仕組みだといわれている。日本の詐欺グループが現地の電話会社に電話番号を渡している可能性があるという。今回も同様の手口とみられる。大手3キャリアが提供している迷惑電話の拒否サービスは国際電話に対応していないため、電話番号に心当たりが無い場合、不用意な折り返しはしないなど自衛が必要だ。
みんなで声を掛け合って詐欺を撲滅しましょう！
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