AQUOSケータイ3と4の違いは、着信音量・通話音質・端子・チップ性能・耐衝撃規格の5点です。
一方で、ワンセグと赤外線通信は4で省かれています。
この記事ではシャープの公式ページと比較資料をもとに、ソフトバンク/ワイモバイル向けの「AQUOSケータイ3(806SH)」と「AQUOSケータイ4(A206SH)」を整理します。なお、私は実機を試していないため、操作感や音の聞こえ方の体験談は書きません。
確認できたのは公式ページと比較資料の範囲です。価格・在庫・販売状況は変わるため、購入前に公式で確認してください。
AQUOSケータイ3と4の違いを一覧で確認
先に、差が出る項目を表にまとめます。
| 項目 | AQUOSケータイ3(806SH) | AQUOSケータイ4(A206SH) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2019年4月12日 | SB:2022年10月28日/ワイモバイル:11月1日 |
| SoC | Snapdragon 210(1.1GHz×4) | Snapdragon 215(1.3GHz×4) |
| 充電端子 | microUSB | USB Type-C |
| 通話音質 | VoLTE | VoLTE HD+ |
| 着信音 | 本体の構成による | 背面に独立スピーカー(着信音量が約2倍) |
| 耐衝撃 | MIL-STD-810G | MIL-STD-810H |
| Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
| ワンセグ | あり | なし |
| 赤外線通信 | あり(リモコン非対応) | なし |
| 質量 | 123g | 121g |
| 連続待受(LTE) | 約630時間 | 約500時間 |
共通する仕様も多くあります。
3.4インチのQHD液晶、0.9インチのサブディスプレイ、RAM 1GB、ストレージ8GB、防水・防塵、800万画素カメラなどは同じです。
「全面的な世代交代」ではなく、「通話まわりと端子まわりの手直し」と捉えるのが近いと私は考えます。
AQUOSケータイ4の進化ポイントは?
進化点は、毎日使う場面に関わるものが中心です。
着信音量が約2倍に
4は本体背面に独立スピーカーを搭載しました。シャープによると、着信音量はケータイ3と比べて約2倍です。
ただし、公式には「着信音の音源にもよります」と注記があります。数字は目安として受け取るのがよいでしょう。
ケータイを閉じたままでも着信に気づきやすくなる、というのが狙いです。
通話音質と受話口の改良
4はVoLTE HD+に対応しました。高音域の再生ができ、相手の声がより実際の声に近く聞こえるとされています。
加えて、15×11mmの大型レシーバーと広い受話口を採用しています。耳の当て位置を気にしにくくする工夫です。
なお、VoLTE HD+は端末だけでなく、通話相手の環境や契約・回線の条件にも左右されます。すべての通話で必ず高音質になるとは限らない点は、確認が必要です。
充電端子がUSB Type-Cに
充電端子は、microUSBからUSB Type-Cに変わりました。
ここは地味ですが、日常で差が出やすい部分です。今のスマホやモバイルバッテリーのケーブルを共用しやすくなります。
チップと耐衝撃規格の更新
SoCはSnapdragon 210から215へ。シャープは4について、メニュー操作からメール作成、Webサイト閲覧まで快適に使える高性能CPUと説明しています。
耐衝撃はMIL-STD-810GからMIL-STD-810Hへ。4の公式説明では、高さ1.22mから鋼板に26方向で落下させる試験を行ったとされています。
ただし、すべての衝撃に対して保証するものではないと明記されています。過信は禁物です。
4で省かれた機能・変わった点は?
進化の裏側で、4では機能が減った部分もあります。
- ワンセグ:なし
- 赤外線通信:なし
- 連続待受時間:LTEで約500時間(ケータイ3は約630時間)
ワンセグでテレビを見ていた方、赤外線でデータをやり取りしていた方は注意が必要です。
また、3は3GやGSMの待受時間も記載されていますが、4はLTEのみの記載です。通信方式の前提が変わっている点も、乗り換えを考えるうえで意識しておきたいところです。
待受時間の差は、あくまでカタログ値の比較です。バッテリー容量は4が1680mAhで、インテリジェントチャージにより1年後も電池寿命を約90%維持できるとされています。ただし、使用環境で変わります。
ケータイ3から4へ買い替える価値はある?おすすめの選び方
どちらが「正解」かは、使い方で決まります。
私の見立てを、タイプ別にまとめます。
| こんな人 | 向いている機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 着信に気づきにくい/通話の聞き取りを重視 | 4 | 独立スピーカーと大型レシーバー、VoLTE HD+ |
| USB-Cケーブルに統一したい | 4 | 端子がType-C |
| ワンセグを使っている | 3 | 4にはワンセグがない |
| 赤外線通信を使っている | 3 | 4には赤外線通信がない |
| 待受時間の長さを最優先 | 3 | カタログ値で3の方が長い |
ケータイ3を使い続けている方は、現状に困っていなければ、慌てて替える必要はないと考えます。
一方で、着信音の小ささや充電ケーブルに不満があるなら、4は的を射た改良だと言えます。
価格・販売状況は公式で確認を
資料では、4の予想価格は3万円台とされていました。ただし、これは発表当時の情報です。
現在の販売状況や価格は変動します。購入前にソフトバンクやワイモバイルの公式ページで確認してください。
購入前の確認チェックリスト
最後に、買う前に見ておきたい項目をまとめます。
- 今使っている機能(ワンセグ・赤外線通信)は4でなくなっても困らないか
- 契約先はソフトバンクかワイモバイルか
- 手持ちの電話帳やデータの移行方法を確認したか
- 手持ちの充電ケーブルがUSB Type-Cか
- 価格・在庫・キャンペーンを公式で確認したか
- 中古を検討する場合、IMEI・ネットワーク利用制限・SIMロック・電池の状態・返品条件を確認したか
中古の場合は、とくに「利用制限」と「返品条件」の2点を先に見ておくと安心です。
ケータイ3と4の違いに関する考察
ここからは、公式情報をふまえた私見です。
ケータイ4の改良は、スペックの数字よりも「電話としての聞こえやすさ」に寄せられています。着信音量、受話口、通話音質。この3つが同時に手当てされたのは、ケータイを電話として使う人への、はっきりしたメッセージだと私は受け取りました。
一方で、ワンセグと赤外線通信を省いたのは、今の使われ方に合わせた整理だと考えられます。ただし、使っていた人にとっては明確な後退です。
「新しい方が上位互換」とは言い切れない点が、この比較のいちばんの注意点です。
価格.comのクチコミ掲示板には、ケータイ3を4年使っていて、4の音の違いが聞き比べて分かるほどなのか知りたい、という投稿がありました。この投稿に対する返信は、私が確認した時点ではありませんでした。
「約2倍」という公式の数値と、実際の体感は別物です。購入前に店頭で聞き比べられるなら、それがいちばん確かだと思います。
また、3は3GとGSMの待受時間も記載されているのに対し、4はLTEのみです。回線事情が変わるなかで、4は現行の通信環境に合わせた設計になっていると読み取れます。
今後も、ガラホ・ケータイは「通話のしやすさ」と「充電まわりの使いやすさ」を軸に選ぶ人が中心になるのではないでしょうか。
まとめ
AQUOSケータイ3と4の違いは、着信音量(約2倍)、VoLTE HD+対応、大型レシーバー、USB Type-C、Snapdragon 215、MIL-STD-810H、Bluetooth 5.0です。
反対に、4ではワンセグと赤外線通信がなくなり、カタログ上のLTE待受時間も短くなっています。
通話の聞こえやすさや充電ケーブルの統一を求めるなら4。ワンセグや赤外線を使い続けたいなら3。このように、機能の使い分けで選ぶのが現実的です。
なお、この記事は公式の仕様と比較資料に基づくもので、私自身の実機検証ではありません。
よくある質問
AQUOSケータイ3と4の最大の違いは何ですか?
通話まわりの改良です。4は背面に独立スピーカーを備え、着信音量が約2倍になったとされています。さらに、VoLTE HD+対応と大型レシーバーも加わっています。
AQUOSケータイ4でワンセグは使えますか?
ワンセグは省略されています。比較資料でも、4にはワンセグ機能がないと記載されています。
AQUOSケータイ4の充電端子は何ですか?
USB Type-Cです。3はmicroUSBでした。


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